Zacanthoides liddelli

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カンブリア紀の中では棘で武装していたZacanthoidesの仲間は、幾つか存在が知られ、その中でも本種は比較的近年に記載されています。Z.liddelliは更に2つのタイプが素人でも区別できるので、今後更に細分化される可能性もあります。本標本の様に頬棘が太めで背棘が短いか目立たない、尾棘も長くないタイプ。全体的に面長で背棘と尾棘が長めのタイプも見かけます。

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  • アメリカのカンブリア紀の三葉虫は、入手元が限られるので元々一部を除き入手が困難ですが、最近はネットオークションでも更に価格が上昇し、一層手に入れ難くなった気がします。各地のミネラルショーの中止で、オークションにお金が流れているのでしょうか。まして、ザカンドイデスのような格好のよい人気種は、皆が飛びつくので、どれか一種を手に入れるのがもう限界ですね。
    Z.liddeliは一見、typicalisに似ておりますが、typicalisは尾部まで達する長い頬棘を持つので、その長さで簡単に区別できますね。おっしゃるもう一つの別タイプのliddeliは、例えば図鑑Excepitional cambrian fossils from utahのp53にも掲載の標本の事と思いますが、本種とtypicalisの中間のような見た目なんですね。

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      Trilobites

      2021/05/02

      Zacanthoidesは、格好良いだけでなく、コレクターには知名度があるので、一定以上の保存状態の個体は、高騰してますね。もう全種網羅は不可能に近い状態となってきました。Excepitional cambrian fossils from utahに掲載されているのが、分かりやすいですが、Z.typicalis寄りに限りなく近い個体もありますね。因みにMuuseoの私のベージで最もPV数が多いのが、この図鑑のページです。

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