Cummingella carringtonensis

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イングランド中央部の内陸にある、ダービシャー州に在る石炭紀の地層から産出した種類です。英国は、石炭紀の三葉虫も多く産出しているのですが、この産地に関する情報が乏しく、提供元が示した学名も正しいのか分かりません。記名者Henry Woodwardが1884年に出した書籍(#1)には、Derbyshire産Griffithides? carringtonensisとされる本種と思われる図版があり、尾部の描かれているのですが、この標本の尾部と図版は特徴が合致しています。本種の標本は2018~2019年位の短期間に極僅かに市場に登場し、その後は見かける事がありません。白系の母岩に10㎜に満たない小型の種類であり、複数の個体が見られるように群れで暮らしていたようです。

#1: 「A Monograph of the British Carboniferous Trilobites」

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  • マイナー中のマイナーな種ですね。本種は、魅惑の三葉虫さんのように、非常に幅広く網羅的に集めている方か、私のように英国三葉虫が特に好きなコレクターぐらいしか、知らない&入手していない種でしょうか。私もたまたま、同じ出品者の方から2019年ごろに入手しておりました。再度自分の標本を確認しましたが、サイズもほぼ同じですね。私は、こういうマニアックな種を根掘り葉掘り調べるのが好きなのですが、この種に関しては情報がなさすぎて、出品者情報がほぼ全てですね。石炭紀の種でもあり、興味深い種ですが、今後もあまり情報が集まらなさそうなのが少し残念です。

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      Trilobites

      2021/03/17

      前に紹介されていて、私以外に日本で購入したコレクターが居たんだと驚いたのを思いだしました、予想通りあれから何年か経ちましたが、出てきませんね。まあ出て来なくて残念などと思っているコレクターは、いないとは思いますが。英国石炭紀三葉虫は、何種類も集めるのは昔から大変でした。

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