Burmeisterella vixarmata

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元々隣国ドイツのEifelで産出する種類に命名されているですが、エリアとして実は非常に近く、連続するデボン紀の地層が繋がっていますから、共通の種類であって違和感はありません。そうはいってもEifelで産出する標本はこの種類以外でも見かけますが、ルクセンブルクという産地(国)の標本は簡単に入手できるものではありません。他にもフランスやベルギーといった近接のエリアまで同様のデボン紀の種類は産出しますが、保存状態としては、良い産状ではないのでドイツ産には及びません。全体像が分かり難いと思いますが、収集家を引き付ける大型種であるScabrellaやArduennellaに近縁な種類で、この標本は頭部と折曲がった胸部が同居しています。

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  • 私の大好きな種で、体を覆う密度の高くない棘が散りばめられていて、全体像は実に化物じみていますよね。
    部分化石ではありますが、市場に出回る機会はこの標本と私の購入した兄弟標本の他、ここ数年だと数標本しか見かけていませんので、随分貴重なものだと思います。今や完全体の入手は明らかに不可能ですが、Back to the past museumだかにあるはずの本種の完全体標本は一度、生で見てみたいものです。

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      Trilobites

      2020/06/09

      やはりこの標本だけを見てしまうと一般の方は、全体像が想像できないと思います。部分化石ですが、ルクセンブルクという三葉虫とは無縁に思われる産地の、驚異的な姿をしたこの種類の標本を、所有しているコレクターなど世界に数人だと思います。Back to the past museumのあの完全体は、棘がどこまで本物か分かりませんが、少なくてもこの種の異様さを理解するには十分な標本だと思います。何度も申し訳ないので、旧ページのコメントも今後は移植してみますね。

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