バック・トゥー・ザ・フューチャーBD-BOX

0

通称BTTFのこのシリーズ、吹き替えは大きく分けてソフト版のマーティ=山寺宏一、ドク=青野武、という配役とテレ朝版のマーティ=三ツ矢雄二、ドク=穂積隆信の配役の二つがあり、それぞれ思い入れがある方がおられるようです。

個人的にはドクの「マ~~ティ」という独特の口調や「うへぇ」みたいな驚いた時の声でもう、ドクは穂積さんしか考えられません。それほどマッチしてると思います。

吹き替えとしては一作目の、マーティ=織田裕二、ドク=三宅裕司というフジ版がありますが、評判はよろしくないようですね。ネタとして見る分にはいいんでしょうが。三作目は日テレ版で三ツ矢マーティにドク=磯部勉というバージョンもあります。磯部さんはメル・ギブソンなどの骨太の役者の吹き替えが多く、コメディー調の役には無理があるようです。どちらの版ものちのち繰り返し放送される素材とはなれませんでした。

数年前にBSで、マーティー役のマイケル・J・フォックスのフィックスである宮川一朗太氏が念願かなってマーティ役を、ソフト版のマーティの山寺氏がドク役を演じた版が制作され、今では三作ともこの配役で放送済みとのこと。宮川マーティは諸手を挙げて賛成ですが、器用にこなす山寺氏も流石にドク役には無理を感じます。

このBOX、単品で購入してたものを、ジャケットがバラバラだったので売り払って買い直したものです。解説書が付いてる分、お得かな?

 #吹き替え #洋画

Default
  • File

    woodstein

    2019/01/26

     吹替のことは語り尽くされているようなので、それ以外のことを少し。この映画(特に1作目)の音楽と言えば、主題歌の「パワー・オブ・ラブ」が有名ですが、ロバート・ゼメキスとコンビを組むことの多いアラン・シルヴェストリによるスコアも素晴らしい出来です。ただ、国内盤CDにはスコアが2曲しか収録されておらず不満です。外盤ではスコアをふんだんに収録した2枚組がリリースされたものの、おそらく現在では入手はほぼ不可能でしょうね。そんな意味で、この映画を観返す時があったら、背景の音楽にも注目してみて下さい。

    返信する
    • File

      オマハルゲ

      2019/01/26 - 編集済み

      貴重な情報、ありがとうございます。アーティストによっては「日本盤のみに追加収録された曲アリ!」という「売り」を前面に押す事も多いですが、その逆もあるという事ですね。どんなアイテムも「限定版」「Ver.違い」があって、収集するのも大変ですわね~。

      返信する