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Asaphus kowalewskii
FFストアによれば、けっこうな人気種らしい。
そういえば、SPPLにも本種だけは十分すぎるくらいの在庫がある。
まあ、それだけありきたりなので、とくに欲しいとも思わなかった。
ところが、ちょっとしたきっかけで手に入れてみると、なるほどこれが人気があるのも頷ける。
なんということはないけれども、いつまでも見ていられる。
飽きがこない。
見れば見るほどそのフォルムに引き込まれる。
この標本は本体が母岩の端に寄りすぎていて、標本箱の縁に当って目が折れる危険性があるので、紙粘土で母岩を延長した。
これだけやっておいて、ようやく安心して眺めることができるようになった。
ところで、日本人ならだれでもこれを見るとカネゴンを連想するわけだが、私はカネゴンの回を見逃していて記憶にないので、このたびアマプラで視聴してみた。
古いことは古いが、まったく古びていない。
傑作也。
全長:47mm
trilobite.person (orm)
2024/03/31 - 編集済みロシア三葉虫と言えばこれですね。これまで大量の本種標本を見過ぎてしまったのと、まだ在庫があるのだという安心感から、結局まだ入手してません。それでも、長く惹かれている種なので、いつの日かffストアあたりで、良いコワレウスキィにばったり出会えるといいです。
ktr
2024/03/31これほど奇抜な種類が、ロシアの最多産種であるというのが、そもそもおかしいんですね。
もしこれが年に数個しか出なかったら、当然価格も高騰し、今とは別種のアウラを放っていたことでしょう。
FFさんはロシア産にも力を入れているようですが、どうもあそこでいい標本を買うのは至難の技だと気がしています。
いつかいい標本に巡り合えることをお祈りします。
Trilobites
2024/04/04 - 編集済みやはり三葉虫コレクションに本種は欠かせないですね。1990年代初めに市場に出て来た時に本種はどうしても欲しくて高かったのに無理して買った思い出があります。
固定の長い眼軸を持った生物など現生では、シュモクバエなんかが居ますが、三葉虫に絞っても、こんな極端な器官を持った種は少ないですし、だれが見ても分かりやすい奇抜さなのに、かわいいという稀な存在ですね。
ktr
2024/04/05本種も記載はずいぶん古くて、1856年だそうですね。
1856年といえば、日本ではまだ江戸時代なので、なんだか感覚が狂ってしまいますが。
いずれにしても、市場に出始めた初期に手に入れられたのはさすがですね。
いっときネオアサフスとも呼ばれていたようですが、アサフス全体のなかでどういう位置を占めているのか、興味があります。
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