Asaphus kowalewskii
FFストアによれば、けっこうな人気種らしい。
そういえば、SPPLにも本種だけは十分すぎるくらいの在庫がある。
まあ、それだけありきたりなので、とくに欲しいとも思わなかった。
ところが、ちょっとしたきっかけで手に入れてみると、なるほどこれが人気があるのも頷ける。
なんということはないけれども、いつまでも見ていられる。
飽きがこない。
見れば見るほどそのフォルムに引き込まれる。
この標本は本体が母岩の端に寄りすぎていて、標本箱の縁に当って目が折れる危険性があるので、紙粘土で母岩を延長した。
これだけやっておいて、ようやく安心して眺めることができるようになった。
ところで、日本人ならだれでもこれを見るとカネゴンを連想するわけだが、私はカネゴンの回を見逃していて記憶にないので、このたびアマプラで視聴してみた。
古いことは古いが、まったく古びていない。
傑作也。
全長:47mm
Asery level
MORD
Vilpovitsy quarry, St. Petersburg region, Russia
ktr