Hollardops boudibensis

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デボン紀の海に生きた三葉虫の中の一種ホラドプスです。デボン紀の三葉虫では繁栄した種なのか昔からよく供給される傾向にあり、今でも機会は減りましたがそこそこの頻度で市場に現れています

癖のない見た目で扱い易く、多産な事が幸いし値段も安価な為手に入れる難易度が低く、入門用の三葉虫としてピッタリ。エルラシアやカリメネの次に入手する種として、本種程うってつけな三葉虫はいないでしょう。最新のゲームソフトかホラドプス、どちらか選べとなってホラドプスを選んだら、その瞬間から三葉虫の道歩んだ事確定。数十年後が楽しみです

ホラドプスと似た種にはメタカンシナとムラキビナがいますがどれも非常にそっくりで、特にムラキビナに関しては最早ちょっと違うどころの話ではなく、ホラドプスとムラキビナの違いをすぐ見分けれたら間違いなくツウだと思います

モロコプスの頭部が綺麗に残っているのもgood。部分化石は商品的価値が薄く雑に扱われがちですが、頭部だけに関わらず丁寧なクリーニングが施されており。特にブツブツの保存状態は目を見張るものがあります。しかし何故頭だけこうも綺麗に残っているのでしょう。ひょっとすると頭に食えそうな部分はなかったのかもしれませんね

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