- guhehehompodasu Museum
- 1F モロッコの三葉虫
- Diacalymene ouzregui
Diacalymene ouzregui
自分が一番最初に手に入れた三葉虫。三葉虫収集はここから始まったと過言では無いくらい、自分にとってかなり思い出のある種です
この三葉虫の特徴はなんといってもその奇異な顔。どことなく人面に見えるその顔はかなり強烈で、およそ虫らしくない(甲殻類ですが)奇妙さがあります
一見目のように見える部位は実は「コブ」で、本当の目はコブの両側にある...。説明が難し過ぎます。だって目らしい目がないのですから。もしかするとあまり視力には頼らない生活スタイルだったのかもしれません
インパクトがある三葉虫はレアなイメージが付きものですが、本種は多産する為安価で購入する事が出来、本種をきっかけに三葉虫コレクションを始めたとされる人は、世界中に沢山います。多産種でありながら質の良い標本が見つかる事はそれ程多くなく、本種の大半が三葉虫っぽい何かとして発掘されます。顔がはっきりとわかる個体はじみーーにレアです