書写二十一 ラミー2000改 超極細  爆誕

初版 2021/03/22 13:38

改訂 2021/03/26 21:30

言わずと知れた50年続くラミーの傑作万年筆、日記等でも何度か上げたことが有ると記憶しています、毎日の筆記に書写にと必ずキャップを開けるこの万年筆です。

しかし、入手した当初あまり良い状態ではない事と、EFなのに国産のM程の太さ、少しして国産万年筆のペン先に交換して使用していました、また幾度もペン先の試行錯誤を繰り返して理想の万年筆へとなっておりましたが、この度状態の良いペン先を入手出来ましたので改めてペン先を改造して(何故改造してしまうのか、、。)ペン先、軸共にお気に入りのペンにしゃちゃおうと奮闘致しました。

外観は普通に何も変化なく2000の佇まいです。

ラミー2000のペン先はロジウムメッキがされて銀色ですが研磨が下手な為剥がれて本来の金地になっております。

改造はこのペン先のイリジウムの形状変更等です、字が太いのはこのイリジウムの接紙面積が広いことに起因しますので単純にここを削って細くすれば細字になりますがそこは色々ノウハウが詰まった削り方法により、日本語の筆記に叶ったペン先へと仕上げた訳でございます。

私は右利きでかなり寝かせて捻った状態で筆記する癖が有るのでペン先の左側が下がっています、また向こう側が良く見える程スリットを開いてインクの出を最大にしてグッと寄せた先端部分の接触面を長く取り漢字の跳ね等高速にペン先が動いてもインクの追従性を担保しています。

裏側から見てもイリジウム段とスリットの開き具合が良いですねぇ

さて、この頃お気に入りのインクシーンマシーンを吞ませて書いてみましょう。

細いです、本来の半分程ではないでしょうか。国産のEFより少し細く絞ってありますがインクの出が良いので同程度の太さになります。そしてラミー全般のカリカリした書き心地は嫌いなのでスルスル引っ掛かりが無い仕上げに変更しました、これもダイソーのルーターのおかげですわ!

右側が少しだけ細く調整したラミー2000の字で左側が現在の仕様です

歴代のペン先達

新旧ペン先比較、川流が現在ペン先で不息淵がPILOTエリートの改造ペン先で書いた物全く同じ書き心地に仕上がったと思います。

上が現在のペン先スリットにたっぷりインクを含み青々としています。

まぁまぁ普通に万年筆を使うことは中々出来ませんなぁ。

しかし、ダイソーのルーターの様様でございます。  



#スットコドッコイ

#反省?聞いた事有りません

#改造

#参考

#比較

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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    ace

    2021/03/26

    変態加工✨( ゚д゚)ノ

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