資料室 各レコード会社の月報 その1 1950年代
国内盤のレコードに関する資料を展示しています。
ここでは、国内の各レコード会社がかつて発行していた「月報」をご紹介致します。
「月報」というのは、毎月発売される新譜レコードを、メーカーが直接消費者に知らせるために無償で配布していた小冊子です。呼び方は「マンスリー・サプリメント」とか色々ありましたが、ほとんどのメーカーは作成していました。
戦前からありましたが、1970年代の前半頃までは続いたようです。その後は、レコード・マンスリー系の冊子に事実上収斂されるされるような形で消えていきました。(一般的なレコード・ファンなら、一冊で全メーカー分を調べられた方が便利ですから)
大きなレコード店では、今で言うフリー・ペーパー・コーナーがあり、好きに貰っていいようになっていた、という話を聞いたことがありますが、私が行っていたような中小のお店では、LPを買った時に貰えるといった感じで、いつでも手に入るものではありませんでした。
1950年代〜1970年代初頭のレコードを調べる場合、まずここから当たらなければならないというマスト・アイテムであり、私自身の「国内盤レコードDB」作成に際しても、一番重要度の高い資料となっています。
kyusha_fan
2021/02/26フォローさせて頂きました。
とても貴重な資料ばかりですね。ミューゼオを通じて少しづつ勉強させて頂きたいと存じます。これからの展開が楽しみです。今後ともよろしくお願い致します。
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chirolin_band
2021/02/26ありがとうございます。少しずつですが、続けていきます。よろしくお願い致します。
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