Asaphus intermedius

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ロシア産の標本が少ない当館ですが、こちらは数少ない同産の手持ちとなります。

私は、"かたつむり"三葉虫こと、アサフス・コワレウスキイ (Asaphus kowalewskii) が好みでして、この標本を入手する前には、当初は同種を求めておりました。しかし、直前で眼軸が長いコワレウスキイを管理出来る自信がなくなり、では代替としてとのことで、そんなに眼軸が長くなく、それでいて短くもない、本種アサフス・インターメディウス (Asaphus intermedius) を入手することに決めた、と言う謎の経緯があります。

結果的には、今では本標本はかなりのお気に入りであります。
コワレウスキイに比べると控えめながらも、しっかり飛び出た眼軸、ロシア産特有の美しい見た目、カエルか何かを思わせるコミカルな風貌など、見ていて飽きません。

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    Trilobites

    2023/03/04 - 編集済み

    本種もA.kowalewskiiの陰に隠れて、ロシア産Asaphusを網羅したいコレクターでなければ、中々触手が伸びない気がしてますが、眼の飛び出しで言えば結構出ているんですよね。実際に生活するには、軸固定のA.kowalewskiiより実用性が高そうな気はしています。

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    • そこそこ眼が飛び出していて可愛らしいですし、眼軸の根本が太くしっかりしているので、これは折れないなという安心感があります。コワレウスキイの眼は、潜望鏡に使えるプラス面を考慮しても、どう考えてもマイナスの方ぎ多く思えますね。

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    ktr

    2023/03/05 - 編集済み

    コワレフスキイは私でも管理できているので、きっと大丈夫ですよ。
    出回りすぎて新味はありませんが、やっぱりいいものです。
    ロシアのアサフスは重複板がりっぱなので、裏彫りなんかもひとつ手に入れたいものです。

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    • 最近コワレウスキイを入手したと書いておられましたね。また標本の方もそのうち上げてくださると嬉しいです。私も、それでも同種は欲しいままなので、これぞという標本が見つかれば、多分購入すると思います。
      ロシアアサフスの裏掘り、最近はあまりですが昔はよくみかけましたね。A.lepidurusとかが多かった気がしますが、trilobitesさんのところにある標本は、コワレウスキイの裏掘りでアクロバティックで面白いですね。眼軸をよけながらの、随分頑張った剖出だなと思いました。

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