Asaphus intermedius
ロシア産の標本が少ない当館ですが、こちらは数少ない同産の手持ちとなります。
私は、"かたつむり"三葉虫こと、アサフス・コワレウスキイ (Asaphus kowalewskii) が好みでして、この標本を入手する前には、当初は同種を求めておりました。しかし、直前で眼軸が長いコワレウスキイを管理出来る自信がなくなり、では代替としてとのことで、そんなに眼軸が長くなく、それでいて短くもない、本種アサフス・インターメディウス (Asaphus intermedius) を入手することに決めた、と言う謎の経緯があります。
結果的には、今では本標本はかなりのお気に入りであります。
コワレウスキイに比べると控えめながらも、しっかり飛び出た眼軸、ロシア産特有の美しい見た目、カエルか何かを思わせるコミカルな風貌など、見ていて飽きません。
Lower Ordovician
Asery level
Vilpovitsy quarry, St.Pertersburg resion,Russia
Asaphus intermedius
trilobite.person (orm)