銀星倶楽部 ノイズ

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今回は趣を変えて「ノイズ音楽」を特集した雑誌を紹介します。

80年代前半は国内外でインディーズ・レーベルが話題となり、パンクやインダストリアル・ミュージックに注目が集まった時代でありました。尤も決してメジャーな媒体では扱われず、一部の先鋭的なロック雑誌でしかその全容は分かりませんでした。

インディーズの音楽の中でも最も特殊で、聴く人を選ぶのがノイズ音楽です。工事現場の騒音、空港での飛行機の爆音、そういった音をイメージして貰えば理解し易いでしょう。耳をつんざく様な不快な音楽、ガラスを爪で引っ掻くが如き耳障りな音、それがノイズ音楽です。

暴力的前衛的なそれらの音楽は、日本よりも欧米で極一部の聴衆に熱狂的に受け入れられました、そんなノイズ音楽を特集したのが本書です。

「帝都物語」で主演に抜擢される直前の嶋田久作も登場。またノイズの元祖ルイジ・ルッソロの「イントナルモーリ」という楽器にも言及されています。

個人的にはノイズの極北バンド「ホワイトハウス」を聴いてしまってから「行きつくところまで行った」感じがして興味が薄れて行きました。

 #音楽 #ロック #ノイズ

https://youtu.be/bRbWvLKWS1k

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