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季刊映画宝庫 SF少年の夢
2021年最初の展示は本館の館長のルーツとでも言うべき書籍を。一作目のスターウオーズ公開に合わせて発行されたSF映画を特集した書籍です。40年以上もあちこち移動したためにかなりボロボロになってますw 当時は情報が少なく、昔の映画となると資料が全くありませんでした。この本のお陰で現在頭の中にある知識はかなり本書から得ています。特にTVで放送されただけのB級映画などはこれで知った物が多かったですね。 御大、手塚治虫の対談も載っていて、手塚氏が子供の頃に見たSF映画の貴重な情報を語っています。他にも大林宣彦氏の「未知との遭遇論」などなど。特別付録として英国映画「原子人間」の復刻パンフレットが綴じられていました。 #洋画 #SF #書籍
芳賀書店 980円 1978年オマハルゲ
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銀星倶楽部 ノイズ
今回は趣を変えて「ノイズ音楽」を特集した雑誌を紹介します。 80年代前半は国内外でインディーズ・レーベルが話題となり、パンクやインダストリアル・ミュージックに注目が集まった時代でありました。尤も決してメジャーな媒体では扱われず、一部の先鋭的なロック雑誌でしかその全容は分かりませんでした。 インディーズの音楽の中でも最も特殊で、聴く人を選ぶのがノイズ音楽です。工事現場の騒音、空港での飛行機の爆音、そういった音をイメージして貰えば理解し易いでしょう。耳をつんざく様な不快な音楽、ガラスを爪で引っ掻くが如き耳障りな音、それがノイズ音楽です。 暴力的前衛的なそれらの音楽は、日本よりも欧米で極一部の聴衆に熱狂的に受け入れられました、そんなノイズ音楽を特集したのが本書です。 「帝都物語」で主演に抜擢される直前の嶋田久作も登場。またノイズの元祖ルイジ・ルッソロの「イントナルモーリ」という楽器にも言及されています。 個人的にはノイズの極北バンド「ホワイトハウス」を聴いてしまってから「行きつくところまで行った」感じがして興味が薄れて行きました。 #音楽 #ロック #ノイズ https://youtu.be/bRbWvLKWS1k
ぺヨトル工房 980円 1987年オマハルゲ
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ジオラマコレクション完全マニュアル
「鉄ちゃん」ではないので電車には全く興味はありませんが、ミニチュアの建造物、所謂ストラクチャーには興味があります。怪獣フィギュアの脇に置いておくアクセントとして。 どうせ置くならと、少しいじって商店なら別の店に、民家なら外観を変更、ちまちまやっております。別にそこまでしなくてもいいんですが、変に凝り性なんですね。 そんなストラクチャーのレイアウトの参考にと購入したマニュアル本です。 トミーテックから発売の商店や民家って個性が強すぎて、ジオラマにすると浮いてしまうと思うんですよね。作例が載ってますけど、現実味に乏しい「おとぎ話」の街みたい。 逆に自家用車やトラックはいいですね。ずらっと並べたい。あ、もう10年以上前の商品なんだな。 #ストラクチャー
書籍 ネコ・パブリッシング 980円オマハルゲ