幻の怪談映画を追って

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必殺シリーズのファンから業界人となった山田誠二氏。山田氏は「怪談映画」のファンでもありました。その山田氏がエロ・グロで有名だった新東宝→大蔵映画の、フィルムの所在があやふやで幻となっていた怪談映画を発掘する過程を、自身の生い立ちも交えながら記した書籍です。当時のスタッフのインタビューも載っていて、ワンマン社長と言われていた大蔵貢の人となりも窺えます。巻末には新東宝・大蔵映画の怪談全作が紹介されていますが、フィルムが現存していない作品もあって、二度と観られないと思うと残念です。

当館にも展示している三本の怪談映画のビデオ化は山田氏が自腹で行ったそう。相当のファンでもなかなか真似出来る事ではありません。

 #怪談 #映画

https://muuseo.com/omaharuge102/items/295

大蔵映画・怪談3本立て
今の「ジャパニーズホラー」の原点…ではないかも知れないビデオを発掘したのでここにご紹介。製作年順に並べたので少々紛らわしいかも知れませんが。 おどろおどろしいジャケットの怪談映画のビデオ3本です。今では成人映画専門となった大蔵映画製作です。実際「怪談バラバラ幽霊」は成人指定での公開だったようです。 東宝から分裂して出来た新東宝の社長に収まり、経営立て直しを図った大蔵貢がワンマン社長で、新東宝を追われて作った大蔵映画。最初の頃は一般映画も製作してまして、その頃に製作したのが新東宝で好評だった怪談映画。そのうちフィルムが現存するものをソフト化したという事です。現在はDVD版が発売されてます。 エロ・グロで観客の興味を引こうとした大蔵社長。3作とも際どいシーンがありますが、今見ると微笑ましいくらい。それよりも若干くたびれた(失礼)女優さんの演じる幽霊が妙に生々しくてリアルにゾッとします。 最初の「沖縄怪談~」というのは2本立てではなく、これで一本の映画なんですね。沖縄での話の中で劇中「昔中国でこんな話があって…」と、無理矢理別の話を挿入したという強引な作品。米国製ホラーSF「太陽の怪物」と抱き合わせて「世界怪談集」と銘打って公開。パッと見3本立てと錯覚させる興行で、これはもう詐欺じゃないかとw  #ホラー #ビデオ https://youtu.be/OaIXtRHtWTs
https://muuseo.com/omaharuge102/items/295

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