筆で塗装する27 28 紋紗塗習熟序章

初版 2021/05/21 13:19

前回の改造で紋紗塗が少し掴めてきたので習熟度を上げるためこの二本に犠牲になって頂きましょう。シンプルで柔らかいペン先のカスタム67、パイロット67周年記念でラインナップされた普及版の金ペン、この首軸がデスクペンにそもままセット出来ます、もう一本はパイロットのDP-500と思いきや既に改造済みのエリート軸、エリート軸はリングを外しストレートにします。

ドン、大型ニブのエリートのデスクペンは美しい、カスタム系のデスクペンも有ってもいいじゃないですか!と云う事でカスタム系二本の改造です。

エリートさん、リングを外しカスタムも挿げ替えました。(67の後期型は構造が変わり簡単差替え不可)


エリートのペン先は接着剤で固定されているので後端の先端を一度持ち上げて接着を剥してから右の抱え部分を起こして外します。

カスタム軸は引っこ抜くだけ、ねじ込み部分の段差を無くします

軸の姿は此方 最終的には軸径12㎜近辺に持っていきます。

カスタム軸はヤスリで段差をフラットにします

ヤスリは此方、4種類を使用、最後にペーパー掛けします。

エリート軸の方は段差解消をカーボンブレードホースで太くしてフラットにします

後軸側にも7mm程段差が有るので一体で段差を無くします、又前軸には装飾リングもありますが、一緒に塗り込めます。

セット後アロンアルフアで硬化

真ん中を固めたら両サイドもアロンアルフアを流します。

後はペーパー掛けでストレートに均します


後端のリングを外したら残った接着剤を剥がしてアロンアルフアで接着します。

エリート軸は保持出来るブランク穴などが無いので後端に穴をあけてこの様にベースに挿せるようにします。

最後は塗り込めてしまうのでドリルでギュィ~ン、爪楊枝を挿します。


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#スットコドッコイ

#反省?聞いた事有りません

#改造

#参考にならない

#比較にならない

#変態加工部

#又変なことやってる

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#津軽塗

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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