Watermanの旧型コンバータの改造

初版 2021/02/19 19:21

改訂 2021/02/19 20:29

無い無いとはいえ、完品では無い所謂ジャンク品の旧型ウォーターマンのコンバータを入手出来ました、勿論内部のゴムは硬化していたので吸入は出来ません、レバーを少し押すとパラパラと硬化した飴色のゴムだった物が隙間から落ちて来ました。

旧ロゴとメイドインフランス

金属筒内部のゴムだった部品は丁寧に取り除きます、取り除いた内部のゴムパーツは純正なぞ無いので数あるジャンクストックの中の中華万年筆より拝借致します。

幾つか合わせ装填出来そうな物をチョイスします。

金属筒の内部を分解清掃したらインクタンク部品の長さを合わせます、下の黒い部品は万年筆本体に接合部に当る部分。奇跡的に入手したコンバータの部品でゴムが活きていたので再利用出来そうですので今後の作業は少し楽になります。

インクタンク部品と接合部は直接接着出来無いので金属筒を介し接着して密閉します。インクタンク外側に接着剤を塗り筒に挿入して接合部品を嵌めます。

接合部のゴム部品を曲がらない様に接着して、念の為接合部外に接着剤を塗り密閉を高めます


接着剤が乾いたら金属のレバー部品を戻します

以前作った二個一コンバータとの比較

外 から見たら純正品と見まごうばかりの佇まい


密閉確認為水を入れて圧を掛けてみましたが漏れは有りませんでした!



万年筆に装着!


#改造

#スットコドッコイ

#反省?聞いた事有りません

#又ですか…

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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