書写 改めて旧モンブラン№24 №121を使う

初版 2021/01/26 08:58

改訂 2021/01/26 08:58

改めて万年筆で書写を続けていると、少しだけ万年筆なりの書き方を出来る様になって来た気がします。筆圧を限りなく架けないと云う書き方を理解すると、万年筆への評価が変わって来ました。

以前から書き易いと思っていた古いモンブラン、この当時モンブランの技術者は頻繁に日本の技術者と交流があったらしく、国内で流通しているペン先の形状は漢字に非常に適した物だと聞き及んでおります。60年代70年代のフラッグシップである此の二本 №24は60年代当時の大型ペン先搭載モデル、柔らかい書き味、筆圧をかけてもペン先の広がりが少ないが筆圧をかけた時の表現が思った通りにいく気がします。一方№121は70年代になり世のポールペンの台頭に対抗すべく硬めの書き味になったモデル、此方も跳ね、払いに切れが有り気持ちいい書き味。此れ以後のフラッグシップモデルはマイスターシュティックとなり更に硬めのペン先へと変わって行きますがそれは又今度。

書き出し、書き終わりにモンブランらしい特徴的な線、力を抜いた線の力強さというか、、、。コントロールがし易いのだと思います。よく字を見てみると左の払いが酷い、、、、何故か彼方此方とっ散らかった方向に向いています、今後の課題です。

どちらも美しいペン先周りの造形です



#2021

#反省?聞いた事有りません

#スットコドッコイ

#比較

#書写

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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