ラミー2000改 その後

初版 2020/06/27 11:23

以前にラミー2000を紹介した際にペン先をプラチナに換えたと話しました、その後紆余曲折を経て幾つか良い書き出しであったりしたものと出会いました。今はオリムピック辺りのパイロットのペン先を使っています。

気分でペン先を換える為に残した物が5種類メーカー不明が2点プラチナとパイロット何れも70年代の万年筆全盛時のペン先です

メーカー不明 戦前の物であろう、書き心地は柔らかく容易にペン先が開き濃淡を書き分け易いペン先

パイロットの古いペン先ですロゴマークから大正中期から昭和十年頃の物、カッチリとした硬めの中字

パイロット 戦後から平成直前のペン先ですエリートの中字マニフォールド カーボンコピー等にも使える硬いペン先ですがこれがまた留め跳ねが書きやすく非常に使い易い、少し太めなので習字練習には最適

プラチナ 60のペン先普及モデルではあるがラミー2000に刺さるとカッチリ感が増し(何れもホールドされる面積が増える為と思われる)細字ながら適度なしなりを産み書き心地が良い

メーカー不明 非常に硬いペン先中細字此方もパイロットマニフォールド同様カーボンコピー仕様で有ると考えられます、硬いのに強弱が付け易い


現在はパイロットエリートマニフォールド中字からペン先を少し研いで中細字位にしたものを装着。ラミー2000の魅力はインクフローの良さ、ペン先にインクを潤沢に送り濃い筆跡を残します。


#お手入れ

#参考

#夏

#スットコドッコイ

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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