ロードキル事案Ⅱ 閲覧注意

初版 2020/07/03 14:05

改訂 2020/07/03 20:13

今回は洗浄、脱脂、変成工程へと進みます。


洗浄は毛皮に付いた汚れや寄生虫等を落とす事と内側の脂肪分を分離し安くします!

洗剤は部屋干しトップさんの出番。

水量、濯ぎ多め脱水短めで行います。


次は脱脂の為苛性ソーダに漬け込みます。

洗濯機のまま苛性ソーダ液に一晩漬け込み脂肪を溶かします。


一晩漬け込むと随分獣臭も抜け、毛皮面はサラサラヘアー。

この後再度洗浄をして苛性ソーダを抜いたらやっと変成工程へと進みます。


ミョウバンと塩をお湯に溶かし込みます。

充分冷めたら別容器に毛皮を入れてミョウバン液に漬け込み一週間から十日程掛けて毛皮のコラーゲン層の変成を待ちます。

バケツに2リットルのミョウバン液を入れます。この後毎日モミ込み繊維のせん断破壊をしていきます。


空気に触れない様にラップを一枚被せます、数日後ミョウバン液から出して揉み込みと叩き等繊維のせん断破壊をします!


揉み叩きを充分行ない鞣し液が浸透して繊維の変質が進むと皮を握ったら握り痕が残る様になると此の工程はお終い、次の工程は干しとまたまた繊維のせん断です。鞣し液(ミョウバン塩水)から取り出し毛の面だけ軽く水洗いをした後、皮をしっかり伸ばしながら板貼りしていきます。

乾燥が進むと縮むので細く伸ばしながら打っていきます。

この時必ずするのが皮を柔らかくする為と防腐の為に脂分を塗り込みます。一般的ならヒマシ油やサラダ油を塗ります、私はこの一枚だけなので他の革製品のメンテナンス用のミンクオイルをタップリ塗ります。

書写のお手本で今気に入っているのが瘦金体、楷書の一字体です、、細く力強い硬い線でかかれ、金属的な印象という書体です。万年筆での書写では細くというのが重要で止め跳ねが大げさなことも気に入りました。


http://www.360doc.com/content/12/0105/13/1302411_177422755.shtml

瘦金体《千字文》字帖

瘦金体《千字文》字帖

http://www.360doc.com/content/12/0105/13/1302411_177422755.shtml




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#反省?聞いた事有りません

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とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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