パーカー61を入手、早速お手入れ

初版 2020/03/27 20:29

改訂 2020/03/27 21:49


 此方のモデルは1956~1983とご長寿、いくつかのモデルチェンジが施され沢山のバリエーションが生まれました、そしてこの年代のパーカーは概ね分解出来ません。

 さてこの61は初期型で、インク吸入機構に『Capillary filling system』と、まぁ毛細管現象吸入機構とでも云うのでしょうか、画期的インク吸入機構で、インク瓶に後ろからドボンと差し込み少し待つと勝手に吸ってくれていると、魔法の様な便利さ!とはならず吸入量は少ないし分解出来ませんのでインクの変更は殆ど不可能、色々やらかしたモデルで有った模様。

古い万年筆を入手したら、まずは洗浄です、実はこの61は毛細管現象を利用している事から後端は閉じていません、そこで!

ホースにフェードイン!蛇口を捻ると。ピュー

             ピュー

良い子は真似しないで下さい。通常アスコルビン酸溶液に漬け込み翌日キレイに洗えば良いのですが、一日漬け込んだものの、余りに溶けだしたインクが少なかったので

強制循環!弱く水を出し数分間放射しては休憩を数度繰り返しインクの色が出なくなったので完了。


次回は傷が多いので磨き工程をご紹介させていただきます。


#反省?聞いた事有りません

#入手

#青手

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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    ace

    2020/03/27

    声出して笑った✨👍

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