Royal Tominor 50mm F2.8

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1955年発売のローヤル35というコンタックス似のレンズシャッターカメラです。

トミノールは英文表記がTominorでTominonとの末尾一文字違いから富岡光学製と思っていました。
トミノールは富岡製との誤解がネット上に流布していますが、実際には富田氏が独立して起こした、富田光学工業が設計したものであるとのことです。富田良次氏についてですが、戦前の1938年に東京光学においてシムラー型のレンズを設計して特許を取得し、1947年に同設計のままライカマウント化されレオタックスのシムラー5cmF1.5レンズとして供給されます。

1950年代に製造されたレンズシャッター機は、造形的にもとても魅力的なカメラだと思います。

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