東への道

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 D・W・グリフィスの作品を最終的にはこのフロアに4アイテム展示の予定ですが、個人的には本作が最も好みです。作品それ自体の評価としては、映画の歴史の中での位置付けという意味も込めて『國民の創生』や『イントレランス』の方が上なのが世評で、それに異議を唱えるつもりはありませんが、グリフィスの盟友であるリリアン・ギッシュが最も魅力的に撮られているのは本作である、と私は言い切ります。
 ところで、本ディスクの収録時間が109分ですが、もともと公開時の上映時間は145分だそうで、要するに30分以上もカットされているようです。その辺りの事情がよく分からないのですが、どうせなら完全版が観たい、というよりも、もっと本作でのリリアン・ギッシュを見たいということです。
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