Comura bultyncki

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モロッコのデボン紀を代表するド派手な棘々種です。こんなに棘が生えていると生活するにも不便だった気がします。中央列の棘列は、硬いのになだらかに後方に靡いているのは、前進する時に水の抵抗を抑えるためだったのでしょうか。この種をクリーニングするには、技術も時間もかなりの労力を要すると思います。

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    Trilobites

    2020/08/31

    まっきー2013年06月06日 12:55
    コムラですね。コムラ(^^)自分の中では棘棘の代表格です。

    2013年06月06日 20:23
    > まっきーさん 
    モロッコを代表する棘棘の座は、ゆるぎないでしょう。
    この棘棘化は、何故必要だったか気になりますね。魚類説が優勢ですが、この地で魚類の化石は見たこと無いので、違う原因があるのではとも思います。

    みー2013年06月06日 22:37
    >この地で魚類の化石は見たこと無い
    えっ、そうだったんですか!?
    なんの疑いも持たずに対魚用だと思ってました。

    2013年06月06日 22:45
    > みーさん 
    デボン紀全体であれば魚類の時代といわれるほどに様々な魚類が進化したのですが、モロッコの同地層で魚類化石は、私が知らないだけかわかりませんが、見かけませんよね。三葉虫が化石化するなら魚類も化石化するはずなのに。という個人的な疑問です。

    CONSUELLA2014年12月29日 22:55
    再度参考にさせていただきました。
    第一胸節には、棘は無いようですね。
    最近まで見過ごしていました。

    2014年12月30日 11:52
    > CONSUELLAさん
    他の標本でも無いので、元々生えていないと思います。他の種類でも棘が無い部分があることは、よくあることです。

    けーご2020年04月09日 22:28
    とてもきれいなコムラですねぇ...。
    こんなに武装をしていても魚類には全く歯が立たなかったとも聞くので、ただ邪魔なだけだったのかもしれませんね。それともほかの用途があったのでしょか。

    2020年04月10日 12:02
    > けーごさん 
    この質感は、さすがHammiだと思います。魚類防御は一つの説に過ぎないので、棘に他の必然性があった可能性はあります。同時代の近縁種が皆同じ方向性で棘を進化させたので、絶対理由はあったと思います。それが何か私には分かりませんが、当時の環境から推測していくのは面白いですね。

    ORM2020年04月11日 11:38
    いつ見ても派手で見映えのする種ですね。ハミープレップなら尚更ですね。私は、そのうち引っ越しを控えていますので(現状みるに引っ越しなどできないんじゃないかという状況ですが。。)、トゲトゲ種を控えているのですが、こういうのを見るとやはり欲しくなってしまいます。Erbenochileが特に欲しいと思っていましたが、Comura、Koneprusia、Walliseropsなどそれぞれの良さがありますね。

    2020年04月11日 12:33
    > ORMさん 
    この標本を見ていると、リアル過ぎて約4億年も前の生き物である事が非現実的に思えてしまいます。私も引越しを定期的にする身なので、破損のリスクがあるイベントを考えると躊躇する気持ち理解できます。特にHammi氏の標本は、底穴加工が無いので梱包ががざばるので、高額標本の移送には最深の注意が必要となりますしね。

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