華麗なる賭け

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吹き替えファンは担当する声優が違うと違和感を覚えるものです。S・マックイーン主演の本作は最初にTBSで放送されました。この映画、大富豪にして大泥棒という人物が主役で、マックイーンには珍しいタイプの役でした。近年、原題の「トーマス・クラウン・アフェア―」を邦題としてピアース・ブロスナン主演でリメイクされましたね。

その時マックイーンの声が城達也氏でした。城氏はグレゴリー・ペックやロバート・ワグナーのフィックスとして有名ですね。予想外の起用に違和感というよりショックを受け、この映画は一度も見ずに来たのでした。

ところが、宮部氏の吹き替え付きでソフトが発売されると聞きビックリ。TBSのバージョンしかないと思い込んでいた訳です。宮部版が放送された際は「ああ、あの映画か。どうせ城達也版だろ。」と、ろくに見もせずスルーしていたようです。思い込みとは恐ろしい物です…。

かつては放送局が違えばその都度新しく吹き替え製作した時代もあったんですよね。ブルーレイでは数種類の吹き替えが収録される場合も多くなり、楽しみが増えました。

 #吹き替え #洋画

https://youtu.be/tg-XaYrbX-o


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    woodstein

    2019/04/29

     マックイーンの吹替というと、宮部昭夫氏と内海賢二氏のどちらか、ということなのでしょう。私は、宮部氏支持派ですけれどね。それはともかく、『華麗なる週末』の吹替も城達也氏で、これも多少に違和感は否めませんでした。勘弁してほしかったのは『ゲッタウェイ』の磯部勉氏の吹替で、当初DVDに収録されたのがこの版でしたので、買う気が起きませんでした。現在は、Blu-rayに宮部氏版も内海氏版も収録されているそうですので、一安心ですね。忘れていましたが、この『華麗なる賭け』の作品自体については、別に機会に述べます。

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      オマハルゲ

      2019/04/29

      コメントありがとうございます。
      自分は宮部さんのマックイーン以外は一切認めない派でして、「荒野の七人」も折角マックイーン以外の吹き替えは完璧なのに「何故内海賢二がマックイーンやってるんだ~!」と、初見から憤っておりましたw
      ところが一般的にフィックス以外の声優さんがアテてる場合、予想外の起用だと「これはこれでありかも」と、手のひらを返して楽しんじゃう時もあるんです。自己矛盾ですねw
      兎に角、もっと心を広く持たねばと反省しておりますですw

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