西洋妖怪ダイモン

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「妖怪大戦争」は1968年(昭和43年)に大映で製作された所謂「妖怪三部作」のうちの二本目にあたる作品。前作の「妖怪百物語」はラストの百鬼夜行のシーンこそ妖怪総登場で見応えはあるものの、そこに行くまでの話はあまりぱっとせず、次作の「東海道お化け道中」は妖怪は添え物でしかなく、痛快娯楽的に妖怪が活躍すると言ったらこの「妖怪大戦争」になりますな。

ストーリーは簡単。日本に飛来し己の支配に収めようとする古代バビロニアの妖怪ダイモン対日本の妖怪たちの総力戦を描いたもの。ストーリーを現代に置き換えて2005年にリメイクされましたね。

さてその妖怪ですが、最初はやはり凶悪な西洋妖怪のダイモンと参りましょう。光量が足らないのでフラッシュ焚いたら不気味さを増す結果となりました。大魔神の中の人でもある橋本力氏の眼ヂカラはダイモンにも受け継がれてます。腰回りにあしらわれたシャレコウベも雰囲気を醸し出しとります。

ダイモンは日本に来た早々、善良な代官を殺してすり替わります。なので着物姿の代官ダイモンなぞも立体化。さて、対する日本の妖怪の運命や如何に?!

 #妖怪大戦争

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