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- 14F 中判・大判カメラ
- ツアイス三種の神器 Carl zeiss Biogon 75/4.5
ツアイス三種の神器 Carl zeiss Biogon 75/4.5
Carl Zeiss Linhof Biogon 75mm F4.5 (Germany)
カールツァイス大判レンズの三種の神器、プラナー135mm、ビオゴン75mm、ゾナー250mmの、広角レンズのビオゴンです。
Zeissの天才ベルテレが、1930年代に最初に発明した広角レンズです。
Planarと同様のダブルガウス型の設計です。前後対照的な設計は、収差補正に無理が無く、自然な描写に寄与しています。ビオゴンとは、ビオ (生命) + ゴン (角度)の造語で、目に映る自然な世界を切り取るというような意味合いだそうです。
Planarが開放F値、すなわち明るさを目指したのと違い、広角に向くよう設計されています。凹凸絞り凸凹という構成が基本でコンパクトな構成ですが、とても重いガラスの塊の様なレンズです。