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Contax-S Sonnar 8.5cm F2.0 Nex
コンタックスⅡ/III型時代の銘玉、Sonnar 8.5cm f2 です。 1937年製戦前ツァイスの逸品、見事なまでの設計の3群6枚構成のゾナーの中ゾナーのレンズです。 手にズシリと重いクローム鏡胴の創りもまた見事です。 威厳と風格に満ち溢れています。 このレンズが生み出す描写は圧巻一言です。 古典的ポートレート用として名高いレンズの持ち味は、豊かな階調とピントを上品に浮かせる描写力に尽きると思います。
レンズ Carl ZeissFortune Lens
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Carl Zeiss Pancolar 50mm f1.8 M42 ゼブラ
Carl Zeiss製標準レンズの名作は?と聞かれたら、恐らく「Planar 50mm F1.4」を挙げられるのではかと思います。非常に柔らかいボケ味の中にも芯の通ったシャープさを魅せてくれるPlanarの描写はCarl Zeissの神髄とも呼べるレンズです。では、東側のZeissの標準レンズは、このPancolar 50mm F1.8では無いかと思います。ボケだけが魅力では無いと感じさせてくれる「力強いコントラスト」「クッキリシャープ」な描写は、「東側Zeiss製名作標準レンズ」と言えるレンズでは無いかと思います。 資本主義と社会主義経済による認知度の違いにより、Planarに比べると光の当たらない立場に置かれていたレンズですが、その評価はもっと知られていても良いのでは無いでしょうか ………
標準レンズ Carl ZeissFortune Lens
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PROMINENT ULTORON 50mm F2
フィクトレンダーのプロミネントに、搭載されているウルトロン。 交換レンズなので、マウントアダプター経由で、ライカで使っていましたが、 今は、ソニーのデジカメで使っています。
フィルムカメラ/レンズ 怪消し繋がり交流館 Carl ZeissFortune Lens
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凹ウルトロン Carl Zeiss
レンズの前玉が、凹んでいるから、凹ウルトロンと呼ばれています。 ウルトラマンと言ったら、ウルトロンしか思いつかないので紹介します。 水彩画のような、背景ボケが魅力のレンズです。
フィルムカメラ/レンズ 怪消し繋がり交流館 Carl ZeissFortune Lens
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ツアイス三種の神器 Carl zeiss Zonnar 180/4.8
Carl Zeiss Linhof Zonnar 180mm F4.8 (Germany) カールツァイス中判レンズの三種の神器、プラナー100mm、ビオゴン53mm、ゾナー180mmの、望遠レンズのゾナーです。 Zeissの天才ベルテレが、エルノスターを改良して1929年に発明したレンズです。Sonnar (ゾナー)とは、ドイツ語の「sonne (ゾンネ:太陽)」に由来します。 ゾナーの特徴として、開放からの高次の球面収差やコマ収差の補正能力が高いことが挙げられます。レンズ境界面でのロスが少なく、開放からのコントラストが高いのが特徴です。真円絞りなので、絞ってもボケにエッジが立たずに、背景が滑らかにグラデーションを描きます。人物から自然、風景など、幅広く撮影出来ます。
中・大判カメラ Carl ZeissFortune Lens
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ツアイス三種の神器 Carl zeiss Biogon 75/4.5
Carl Zeiss Linhof Biogon 75mm F4.5 (Germany) カールツァイス大判レンズの三種の神器、プラナー135mm、ビオゴン75mm、ゾナー250mmの、広角レンズのビオゴンです。 Zeissの天才ベルテレが、1930年代に最初に発明した広角レンズです。 Planarと同様のダブルガウス型の設計です。前後対照的な設計は、収差補正に無理が無く、自然な描写に寄与しています。ビオゴンとは、ビオ (生命) + ゴン (角度)の造語で、目に映る自然な世界を切り取るというような意味合いだそうです。 Planarが開放F値、すなわち明るさを目指したのと違い、広角に向くよう設計されています。凹凸絞り凸凹という構成が基本でコンパクトな構成ですが、とても重いガラスの塊の様なレンズです。
中・大判カメラ Carl ZeissFortune Lens
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ツアイス三種の神器 Carl zeiss Planar 135/3.5
カールツァイス大判レンズの三種の神器、プラナー135mm、ビオゴン75mm、ゾナー250mmです。 その中の標準レンズのプラナーです。 元は、戦時下の航空写真撮影用に開発された様な話を聞きました。 地上を歪み無く撮影する事は、とても重要な事だったのでしょう…… プラナーとは、平坦を意味するplan (プラーン) が語源です。 135mm F3.5 Planarは、30年程製造されていますが、 此の年代のレンズが1番シャープで解像度もトップだと言われています。 レンズの硝材が良いとの噂です。 絵画の撮影用に購入しました。 撮影した作品が、別の作品なったと言われました。 よく写る事は、違う意味でも、秘めたる可能性を含んでいます。
中・大判カメラ Carl ZeissFortune Lens
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Carl Zeiss Jena Biotar 75mm F1.5 + Contax RX
ビオターは、戦前、戦後と3バリエーションがありますが、最終のプリセット絞りのビオターです。 鏡胴が太くなり圧倒的な存在感です。 またプリセット絞りなので、使い勝手も良いレンズだと思います。 ビオターの個性を、生かせるのは「CONTAX RX」しか無いと思い、CONTAX RX 発売当時に、EXAマウントをC/Yマウントに改造して使っています。 大口径レンズ故の、ピント範囲の浅いレンズですので、RXのフォーカスエイドを利用する事で、ピントの合った写真を撮影することが出来ます。 また、解放による、露出オーバーも1/4000sを搭載するので、日中でも解放で撮影することが出来ます。 フードは必需品なので、CANONのフードをネジ止めしてありますが、ドライバーで外せます。 ツァイス プラナーの、発展型であるビオターは、温調のあたたかい発色と収差の効いた物凄いボケ味(グルグルボケ)により、製造から半世紀以上が経過した今も、オールドレンズファンを魅了し続ける、個性豊かなレンズと思います。
カスタムレンズ C.Y. Carl ZeissFortune Lens
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Carl Zeiss S-Planar 1:5.6 f120mm
Carl Zeiss S-Planar 1:5.6 f120mm は、ハッセルブラッド、ローライ66にもありますが、Pentax645で使いたかったので、ペンタックスマウントに改造して使っていました。その後、ニコンマウントを追加、アダプターを足して、現在はEOSで撮影しています。 もちろん、ソニーのEマウント、M4/3マウント、FUJI-FXマウントとマルチマウントレンズです。 カメラを目的に合わせてチョイスできるので、S-Planarの魅力を余すことなく楽しめます。 このレンズの最大の魅力は、ハッセル、ローライ共に、5枚羽根ですが、なんとこのレンズは絞り羽が11枚、真円絞りなので、角ボケがでないので、背景がなだらかに蕩けるようにボケて、とても素直に描写されます。
バルクレンズ P645 , NIKON , EOS , NEX , M4/3 , FX Carl ZeissFortune Lens