蠶種印紙
劣悪な蚕種の輸出を避けるために行われた蚕種検査用の印紙。日本で最初の印紙であり、明治5年から明治10年の間に各年度毎に発行されていた。明治5年から明治8年の印紙は手彫凹版、明治9年・10年の印紙は凸版印刷であった。種類は以下の通り(○印が付いているものは当ミュージアムが所有しているもの)。
明治五年海外用 ○
明治五年国内用
明治六年海外用 ○
明治六年国内用 ○
明治七年海外用 (未発行)○
明治七年国内用 (未発行)
明治七年共通用 ○
明治八年全紙用 ○
明治八年分裁用
明治九年全紙用 ○
明治九年分裁用
明治十年全紙用 ○
明治十年分紙用 ○