Dicranurus hamatus elegantus

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デボン紀オクラホマの産。
オクラホマのトゲトゲ種の代表で、本種と、この前登録した Ceratonurus と、あともう少しおとなしめの kettneraspis の三種でオドントプレウラ目を構成している(註)。

Dicranurus には黒くてサイズの大きいモロッコ産のものもある。
というか、こっちのほうが有名で、monstrosus(怪物のような) というものものしい名前がついている。
オクラホマ産は小さくて華奢なので、怪物的というほどではない。
しかしよくよく眺めると、その造形にはどこか邪神クトゥルフを思わせるようなぶきみさがある。

私はオクラホマ産はオドントプレウラ二種を手に入れただけで息切れしてしまったが、同地産でこれら以上に魅力的なのが見当らない以上、この二種で満足すべきではないかと思っている。

全長:トゲ込みで45㎜

(註)
じつはもうひとつ、Laethoprusia という超稀少種が存在する。
しかしこんなのは一般人が手に入れられるものではない。

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    Trilobites

    2024/01/12 - 編集済み

    収集当初、先ずの目標がモロッコ産Dicranurusでした。程なく入手するのですが、オクラホマ産は、簡単に買える金額ではなく、購入できたのは、コレクションが系統がある程度まとまった後でした。棘棘種など他にも多くありますが、本種の頭部後ろのカールした棘は、独特で魅力的ですね。

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      ktr

      2024/01/12

      私がこれを手に入れられたのも、あの祭りがあったからですね。
      入手当時はわりと感動は薄かったのですが、いま改めてみるとその立体感に驚きます。
      モロッコ産は、私が集め始めた10年くらい前から現在まで途切れずに商品が出続けているのがすごいと思いますね。

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    trilobite.person (orm)

    2024/01/12 - 編集済み

    今の所、モロッコのmonstrosusは入手しようという気持ちはありませんが、オクラホマのこちらは、ceratonurusとセットでやはり欲しいなと感じますね。
    ああいう祭りでもなければ簡単に手が出る金額ではないので、私がこの種まで手が届く事があっても、相当先になりそうですが。

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      ktr

      2024/01/12

      頭部だけとかだとわりと安く手に入るようですが、やはり全身が揃ってないと物足りませんよね。
      そして、本種に限っては、頭部のトゲは危険を冒しても完全に剖出されている必要があると感じています。
      ふぉっしるで不完全剖出の標本が出ていますが、あまり美しいとは思わないので。

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