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MAMIYA 645 PRO_TL Full_Set
中判カメラの雄・マミヤの645判の一眼レフカメラ
マミヤの中判一眼レフといえばRB67やRZ67シリーズが有名ですが、67判の初代RB67の発売は1970年です。スタジオカメラとしての性格が強く、ストロボ同調に強いレンズシャッターを採用したRB67・RZ67シリーズとは異なり、マミヤ645シリーズは基本的にフォーカルプレーンシャッターを採用しています。
のちにゼンザブロニカETRやPENTAX 645など645判の一眼レフが続々と登場することになりますが、実は、マミヤこそが645判型の元祖であったわけなのです。シャッターは初代M645から電子式のフォーカルプレーンシャッターです。さらにファインダーは基本的に交換式となっており、ウエストレベルファインダーとアイレベルファインダーの双方が利用可能です。
マミヤM645(1975年6月発売)は、 世界初の6×4.5cm判一眼レフカメラです。80mmレンズとウエストレベルファインダーの組み合わせで1,335gと、当時の24×36mm(ライカ)判一眼レフカメラと大差ない重量を実現しました。
マミヤ645PRO TL(1997年7月発売) - ドイツの家電メーカーメッツ(Metz )のメカブリッツストロボ+SCA395アダプター使用時、TTL調光が可能になリ、スタジオカメラの性格が強いカメラです。
1999年、マミヤ645AFが発売され、中判カメラにもAF化の波が押し寄せます。