等倍ファインダーのトプコン35-S

0

トプコンは、35mm一眼レフに力を入れていたので、レンジファインダー機は数少ない稀少品です。

トプコン35S (1956年発売)の、等倍ファインダーが凄いです!
普通ファインダーの中から見える映像は実際より小さいですが、等倍なので見た目と同じ大きさなのです。同じ大きさだから、例えば右目でファインダーを覗くとして、左目も開いても大きさが同じなので両目を開いたままピント合わせができるという事です。両目を開いたまま視線の中央で二重像が合わさるという・・
今見ている目の前の出来事を、そのまま自然に切り取る事が出来る。
これぞ、まさしく、レンジファインダーカメラ!!

大口径トプコール44mm F2.0の明るいレンズ、なかなか良い写りのレンズです。
トプコール44mm F2 後に、トプコール50mm F2と発展して、ズミクロンと同様に空気レンズを採用して、ズミクロンが前群に採用しているのに対し、トプコールは後郡に使われています。また違った描写が楽しめるレンズです。

Default