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ツァイス CONTAFLEX SUPER / Tessar 50/2.8
ツァイスイコン コンンタフレックス スーパー CONTAFLEX SUPER Carl Zeiss Tessar 50mm F2.8 です。
1953年発売の世界初のレンズシャッター一眼レフ「コンタフレックス 1」 から6年後の、1959年発売のコンタフレックス スーパーです。シリーズ全13機種中、9番目のこの機種を以て、レンジファインダー一眼レフの完成、到達点と見ることが出来ます。(個人的感想)
レンズは、前玉交換可能のテッサー50 mm F2.8はヘリコイド式、 シャッターはシンクロコンパーMXV. ペンタプリズムに追針式連動露出計内蔵を内蔵しています。
露出計は、絞りとシャッタースピードと連動するライトバリュー方式です。
カメラの製造精度は極めて高く、『アサヒカメラ』1960年12月号の記事には、スプリットイメージ式距離計で3メートルの距離にある解像チャートにピントを合わせ、絞り開放で撮影した結果からフィルム面に換算して誤差0.00ミリと測定されていると記載されています。
このレンズが使いたくて、コンタフレックスをコレクションしています。
ズミクロンがビターチョコなら、テッサーはミルクチョコとでも言いましょうか、20世紀を代表するレンズだと思っています。