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ツァイス Contaflex Super BC / Tessar 50/2.8 その2
ツァイスイコン コンンタフレックス スーパー Contaflex Super BC / Carl Zeiss Tessar 50mm F2.8 です。 露出計用の電池が販売されていないので、MR-9/H-Dの互換電池アダプターを製作しました。 露出計が動くと、やはり便利です。 LR44を使用するので、ランニングコストは安く済みます。 コンタフレックスのシリーズに一貫して搭載されているのが、Tessar 50mm F2.8です。 3群4枚というシンプルな構成ながら諸収差を合理的に補正することができ、写りも良いことから世界中のカメラに採用され、20世紀中頃までカメラ市場を席巻したレンズです。1902年の登場以来、ツァイスの看板レンズとして重視され、新種ガラスを用いた再設計で球面収差とコマ収差の補正効果を飛躍的に高めたことによリ、戦後東西それぞれのツァイスから、テッサーのF2.8の口径比が誕生しました。 このレンズの描写に填まってしまい、コンタフレックスをコレクションしています。 開放でバブルボケが出たり、水彩画のような「ふわとろ」の背景が現れたり、とても楽しませてくれるカメラであります。
フィルムカメラ ツアイスイコンFortune Lens
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ツァイス CONTAFLEX SUPER / Tessar 50/2.8
ツァイスイコン コンンタフレックス スーパー CONTAFLEX SUPER Carl Zeiss Tessar 50mm F2.8 です。 1953年発売の世界初のレンズシャッター一眼レフ「コンタフレックス 1」 から6年後の、1959年発売のコンタフレックス スーパーです。シリーズ全13機種中、9番目のこの機種を以て、レンジファインダー一眼レフの完成、到達点と見ることが出来ます。(個人的感想) レンズは、前玉交換可能のテッサー50 mm F2.8はヘリコイド式、 シャッターはシンクロコンパーMXV. ペンタプリズムに追針式連動露出計内蔵を内蔵しています。 露出計は、絞りとシャッタースピードと連動するライトバリュー方式です。 カメラの製造精度は極めて高く、『アサヒカメラ』1960年12月号の記事には、スプリットイメージ式距離計で3メートルの距離にある解像チャートにピントを合わせ、絞り開放で撮影した結果からフィルム面に換算して誤差0.00ミリと測定されていると記載されています。 このレンズが使いたくて、コンタフレックスをコレクションしています。 ズミクロンがビターチョコなら、テッサーはミルクチョコとでも言いましょうか、20世紀を代表するレンズだと思っています。
フィルムカメラ ツアイスイコンFortune Lens
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ツァイス イコン Ikonta 521
セミイコンタI(Ikonta 520 、1932年発売]) 1936年からはシャッターレリーズがボディーに移されたので、この頃の製品です。6×4,5cmフォーマット、二重露出防止装置付きです。 当時の日本では特に人気が高く、日本製コピースプリングカメラの原点とも言えるカメラです。この後、日本製スプリングカメラも6×4.5cm判が、主流になります。 昔、スプリングカメラで 2Bフィルムが無くなった時に、アダプターで35mmフィルムを入れて撮影していました。当時を思い出して、旋盤でアダプターを再現しました。 45mmx 24mm のパノラマ撮影が出来ます。
スプリングカメラ ツアイスイコンFortune Lens