- Camera Museum
- 19F 標準レンズ
- ヴェルタ・ベルミラ Welta Belmira Tessar 50/2.8
ヴェルタ・ベルミラ Welta Belmira Tessar 50/2.8
1953年代にドイツ ベルカから発表され、ウェルタ Welta Kamerawerke社から1957年製造された、ベルミラ Belmira Carl Ziss Tessar 50mm F2.8 です。
フィルムの巻き上げを、左手親指で左にスライドする珍しいクイックローディング構造のカメラです。また、シャッターダイヤルがレンズ前面にあり、通常は絞りダイヤルの位置にあるレンズは、大判カメラのレンズ以外、初めて見たような気がします。
フロントシャッターマウントも、プラクティカシリーズに似ています。両手で持たないと撮影出来ませんから、手振れ防止効果抜群です。
最大の特徴は、大きなファインダーを備え、視度補正付きの8cmと長い基線長を持つレンジファインダーは、正確にピント合わせられます。
コレクションの目的は、コンタフレックスの CARL ZEISS JENA TESSAR 50mm F2.8 の写りが素晴らしいので魅せられていまい、同じレンズを搭載したカメラとの比較データの収集です。