Wollensak Verito 7 1/4inch

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我が家の長老のべリートさんはアメリカのロチェスター出身の大正3年生まれ、大正の中頃大活躍したそうです。昭和60年頃我が家にやってきて、リンホフテヒニカに使え、ペンタックス6x7で活躍し、キャノン、ニコンのお相手をし、本日から新人君α7Ⅱお相手をすることになりました。大正から昭和の70年ほどの足取りは分かりませんが、大切に扱われていたようで、外傷も、白内障も患っていません。あれこれと思い出を、レンズが語ってくれたら面白いのですが ……
年の差、なんと100歳近くあります。でも、初日から相性バッチリです。

* 補足
大正の中頃(1920年頃)は、ベス単のフード外し、ソフトフォーカスの写真が流行ったようです。ソフトフォーカスの元祖的なレンズです。
リンホフボードに、ペンタックス67ヘリコイドアダプター3連に、ニコンマウント+キヤノンマウント+ソニーEマウントです。トリプルヘリコイドなので、約10cm〜無限大までピントを合わせることが出来ます。

* 《作例》
薄紅のコスモスが、秋の日の何気ない日溜まりに揺れている ……
秋の柔らかくなった日差しに、ソフトフォーカスのレンズの柔らかい描写が似合うのでは ……

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