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Printing Lens & Bellows
TOMIOKA JAPAN COPAL-E36 60mm f4
謎の1群2枚レンズ 絞り羽根20枚
Kodak Printing Ektar Lens 103mm f2.8
本来の使い道は、フィルムに記録された像を印画紙に焼き付けることを前提に設計されているレンズなので、歪曲収差や像面湾曲、色収差が少なく、少なくとも近接撮影においてはピント面に対し抜群の解像性能が大いに期待できます。引伸しレンズはL39ネジなので、ライカL用のマウントアダプタを利用すればカメラに装着するのは簡単です。ただ、引伸しレンズにはフォーカスリングがなく、そのままではピント合わせができないのが問題です。
そこで登場するのが、ベローズです。
*右のベローズは、Leotax用なので始めから39mmマウントなので、ライカのLレンズ、各社の引き伸ばしレンズをダイレクトに取り付けて撮影することが出来ます。マウントはM4/3に、無限大が出るように改造してあります。
装着のレンズは、富岡光学のTOMIOKA JAPAN COPAL-E36 60mm f4です。
*中央のベローズは、TOPCONのベローズですが、謎のレンズが付いており、絞り羽根むき出しのレンズは、ポートレートエクターやスペンサーポートランドに、1群2枚のポートレンズだろうと思い、オークションでポチと押してしまいました。オリジナルはエクザクタマウントですが、イオスマウントに改造してあります。絞り羽根が20枚も有り、絞っても真円を保っています。滑らかなグラデーションうっとりします。
*左のベローズは、MAMIYA645のフロント部を取り外して、Kodak Printing Ektar Lens 103mm f2.8を取り付けています。イメージサークルが大きいので、かなり煽っても蹴られません。コマーシャルエクターより堅めですが、繊細な描写で絞り込んでも破綻しない描写は、貴金属のクローズアップに最適かも知れません。