Dicranurus monstrosus

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中央アフリカという国は、クーデターを繰り返す政情が不安定な国というイメージしか無い国ですが、多分外貨獲得の手段として切手を多産しているのではと思われます。図案は、一見きれいに纏まっているように見えます。よく見ていくと特に繋がりの無い多方面の産出地と、時代の絶滅生物を、化石と復元図を併記する形で図案化していることに気が付きます。Dicranurus monstrosusは、言わずと知れたモロッコで産出する三葉虫界を代表する種類ですが、下地からタブにかけての化石は三葉虫なのでしょうが、全く解読不能な三葉虫が描かれています。やはり知識の乏しい選者が図案化したのでしょうか、探せば不可解な内容が散見できるアフリカ諸国の共通の図案化要素だと思います。他の化石は、Dicranurus monstrosusとは比べ物にならない博物館所有の凄い標本が図案なのですが、Darwiniusは裏焼きになってしまっていて、ここにも詰めの甘さが目立ちます。

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    Trilobites

    2020/06/12

    ORM
    一見、「おっ」と思わせるデザイン性に富む図案ですね。しかし詳細にみると、おっしゃる通りですね。 Dicranurusの背景の三葉虫?と思われるものは、軸葉と側葉の境界もはっきりせず、質の悪いフェイクでも参照にしたのかなと思ってしまいます。(10月25日)

    > ORMさん  多分ですが図案の基になった化石は博物館所有物ですから、Dicranurusと共に収蔵されている物だったのでないでしょうか。必ずしも本物だけを収蔵しているとは限りませんからね。プレパレーションがホーンに母岩を残し、周辺部もタガネの痕がありますので、古いコレクションですし、20年くらい前は、タブにあるような偽物も存在していておかしくないと思います。(10月25日)

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