Ceratonurus sp.

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オクラホマの有名産地、ハラガン (Haragan) 累層のケラトヌルスの一種 (Ceratonurus sp.) です。本標本はBob Caroll氏の作品です。コレクターには有名な種かと思いますが、これほど特徴がはっきりしていているのに、正式な種名がついていない不思議な種であります。

マニアにはよく知られているように、モロッコには本種の色合いを黒くしたような類似種がいます。モロッコのそれは如何にもモンスターじみた見た目ですが、一方、オクラホマのこちらは色合いが飴色になって、やや棘がおとなしめになっただけなのですが、怪物的な印象は薄れ、何故か上品な印象すら漂います。

この標本では、頭部後方から出る、二股に分かれたホーンを支持する母岩を、浮かせぼりにせず残したままにしてあります。このようなプレパレーションは好みが分かれるところだと思いますが、棘が折れることにトラウマになってしまっている私のような人間には、有り難い安心のクリーニングです。

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    Trilobites

    2023/03/25 - 編集済み

    本種は、今買おうとすると躊躇する価格になってしまいましたね。投資目的で購入はしてないですが、良い標本は、今後も値下がりはしないでしょうから、大事にしないとと思っています。

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    • 金額的にもう老後にでもならないと、一般種はともかく、ハラガンの希少種の新規購入は私には無理なんじゃなかろうかと思ってしまいますね。そもそも良質な標本自体もかなり少ないですし。私のここの標本は、本種がほぼ唯一(kettneraspisも持ってますが、放出しようかなと考え中です) ですし、大切にしたく思います。

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    ktr

    2023/03/29 - 編集済み

    この標本は頭鞍のコブが明瞭なのがいいですね。
    あと、トゲがどれもおそろしく長いような気がします。
    本種にもけっこう種差もしくは個体差がありそうですね。
    肋棘はサブのほうも気合を入れて掘り出されているようで、さすがに伝説的剖出師だけのことはあると感心します。

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    • おっしゃるように、この標本はトゲが長いと言いますか、頭部に対する胸尾部の長さが、短いように感じます。個体差、あるいは若年個体の可能性があるのではないかなと思っています。
      この写真では、細かい部分、詳細までちゃんと撮れていなくて申し訳ないのですが、ルーペで観察しても、さすがはBob carollだなと言える、良いクリーニングが施されていますね。

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