カメラからレーザー光線、あると便利な発射台 ………

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遂に、カメラにレーザー光線発射装置を付けてしまった。
元は、旋盤、ボール盤のセンター出し用に作った物で、カメラに使われているネジは、1.2mmとか1.7mmのネジで、ネジの山の高さが0.1mmなので、0.1mmドリルのセンターがズレると、ネジが上手く閉まらない事になります。そのレーザー装置を、カメラに取り付けてみました。昔のフィルムカメラなら、裏蓋を開けてフィルム室から照射すると必ず光軸上に来ますが、デジタルカメラでは、撮影素子があるので外付けのレンジファインダーのような感じです。焦点距離によってセンターがズレるので、パララックス補正を加えています。

レーザー光線の当たった所に、撮りたいモノを置けばピタッと位置が決まるので便利です。
レーザー光線なので、数十メートル先の物にも照射するので、構図決めの際には便利かも知れません。
戸外で他の人がカメラを覗いたら、目が潰れたら危険なのでやっていません。

今回の被写体は、カメラの電池です。被写体が小さいので、テーブルに置くときにレーザー光線を発射して、電池の位置を決めます。普通は、被写体に対してカメラを動かして構図やピントを合わせますが、カメラを撮影台に対して2等辺三角形の頂点に置くと、物の形が歪まないで撮影出来ます。

フィルムカメラに使われていた電池ですが、左下のHM-4Nは、ヤシカエレクトロ35専用の電池で、エレクトロ35は、電子シャッターなので電池がないとシャッターが切れないので製作しました。
右上のMR-9も使われているオールドカメラが多いのですが、現在製造されていないので製作しました。
中央と右の123AとCR2は、現在でも入手可能ですが、少々お高いのと、1回使ったら暫く使わないうちに放電してしまうので、ランニングコストの安いLR44で代用出来るようにしてあります。

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