#00番 ドライバー カメラ分解必須アイテム

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00番ドライバがないと、カメラ分解できない!
カメラでよく使う1.7mmネジに使う、00番ドライバはJIS規格外?

ドライバを選ぶには、まずそのネジを知ることが大切です。ドライバを使用するネジには大きく分けてプラスとマイナスの2種類があります。JIS規格ではプラスのことを「十字穴付きねじ」、マイナスのことを「すりわり付きねじ」と言います。日本語にするとなんともレトロな感じがしますね。
そんなねじを回すドライバですが、JIS規格では「十字ねじまわし」と「ねじ回し−すりわりねじ用」と、まったくもってそのままの名前が記されています。プラスドライバとマイナスドライバは形ですぐにわかりますが、問題なのがそのサイズ。プラスの大きさは番手(呼び)で表し、JISでは0番から4番が規定されていますが、規格外として0番より小さな00番、000番というサイズも存在していますが、JIS規格外なんですね。

プラスネジは、アメリカのフィリップス・スクリュー社が1933年に J・P・トンプソン (J.P. Thompson) の発明した特許を買い取り発売したことに由来するため、フィリップス型ドライバー (英語: phillips screwdriver) とも呼ばれます。
JIS規格(日本工業規格)では、十字ねじ回しという。
ねじ頭部の溝にドライバーの先端を合わせると自然に回転軸が合うので、作業性に優れ、先端を着磁したものでは、かみ合った状態のまま逆さにしてもねじが落ちないので、より作業性が良くなる。《実際、スピーカから取り出した磁石で、帯磁させて使っている。》
1933年の発明なのに、日本では、1960年代前半まで、カメラにはマイナスネジが多く使われています。60年代後半のカメラから、カメラ各社プラスネジが使われ始めています。
プラスネジの価格が高かったのか、大量生産が出来なかったのだろうか??
ネジ一つとっても、カメラの変遷が面白いと思います。

使っているドライバーは、スタビードライバーと言い、スタビー(stubby)は英語で「切り株状の」、「短い」、「ずんぐりした」という意味の形容詞で、柄を含めた全長が短い。基本的に狭い所で使用するのだが、ドライバの枝が長いと、ネジを緩めるときに、外れてしまい大きな代償を払うことにも成りかねない。
枝を太くしているのは、古いカメラはネジが固着していることが多く、大きなトルクが出るため、一発でネジを緩めるためです。
それでも緩まないときは、左端のインパクトドライバーが最終手段です。

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    realminiature

    2018/06/15

    こうやってたくさんの道具を見せていただくとなんだかワクワクしてきますね!

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      Fortune Lens

      2018/06/15

      百均のドライバーでも、焼き入れしている物があるので、
      結構使えます。ついつい増えてしまいます。

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    logger

    2021/09/21 - 編集済み

    おそらく写真のものと同じインパクトドライバー持ってますが、カメラ分解に使うのは勇気がいりますね。

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      Fortune Lens

      2021/09/21

      金槌では力が入りすぎてカメラが凹みます。
      木槌をつかいます。

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    T. S

    2021/09/21 - 編集済み

    先日アマゾンで買ったこれ、とても安くてオススメです(笑)でも種類がありすぎて、多分9.5割は死ぬまで使わないヤツだと思いますw
    ↓↓↓
    https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/190

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      Fortune Lens

      2021/09/22

      同感です!

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      T. S

      2021/09/22

      ですよね(笑)まだ130種類のうち2種類しか使ってませんw

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