Kilfitt-Makro-Kilar E 40mm f3.5, f2.8

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マクロレンズの始祖、マクロキラーの初期バージョンと、改良版のアポマクロキラーです。
撮影倍率が1/2でシングルヘリコイド仕様のモデルEと、等倍でダブルヘリコイド仕様のモデルDの2種類のラインナップがありました。
改良版はf2.8に変更され、レンズ先端の銘板上にある、赤・青・黄色の3色の刻印は、高級なアポクロマートレンズであることを印しています。有名なフォクトレンダー社のアポランサーにも、同様な3色の刻印があります。アポクロマートとは、特殊なガラス材質で作られた3枚のレンズを組み合わせて、色収差を補正するレンズのことです。
1950年代に、10cmまでマクロ撮影出来ることは、凄いことだったと思います。70数年経過していますが、現在でも、十分通用する撮影が出来ることも、凄いことだと思います。
アポマクロキラーは、現在のレンズにも負けない描写性能を誇っていると思います。
エキザクタマウントを、イオスマウントに改造して使っています。

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