TRILOBITI - Guida essenziale al riconoscimento e classificazione

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2010に出版された[The Back to the Past Museum Guide to TRILOBITES]は、多くの三葉虫コレクターにとって教科書として、また目標の一つとして満足できる内容でした。ここ数年は既に絶版となり新たに入手できなかったのですが、今回、Second Editionとして改訂され刊行されています。装丁は以前はハードカバーでしたが、今回はソフトカバーになりました。言語も英語からイタリア語になったことで、少し読みにくくなっています。構成は依然と同じですが、一部標本が入れ替わっています。より良い標本に置き換わっていますが、全体を見渡してみると標本の9割くらいは以前と同じだと思います。当Museumの各標本の分類で、「New Classification」に関して、この図鑑を参考にしております。

【外部サイト】Enriko Bonino氏
https://enrico-bonino.eu/trilobiti/

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    Trilobites

    2020/06/12

    ORM2020年02月28日 23:50
    ハードカバーの方が格好良いのですが、ソフトカバーの方が持ち運びは楽なので、一長一短ですね。表紙も前の版も洒落ていて好きでしたが、今回の版も、これはこれで格好良いと思います。
    新規掲載標本は楽しみですが、それにも増してsp.とされていたものが、どうなっているのかが気になりますね。届くのが楽しみであります。

    2020年02月29日 21:05
    > ORMさん 
    今回の改定で多くの学名も更新されています。細かく時代や分類まで変更になっています。欲を言えば累層が初版と全く同じなので、違う累層のページを増やしてほしかったです。付属のポスターをみれば分かるのですが、分類が大きく変更されています。理にかなっているので、私の図鑑でも更新しようかな、なんて真剣に考えています。

    ORM2020年02月29日 22:09
    > 魅惑の三葉虫 図鑑さん 
    今朝、巣穴さんより送って頂いた本書が、メールボックスに入っているのに気付き、旧板と見比べながら、読みふけっていました。差し当たり、学名の更新や種小名の確定した種が、かなり増えているのは、嬉しい点ですね。
    新分類は、例えばアドレインのuncertainなども反映されていて興味深いです。昔、ファコプスの館でcitariusさんが記事にされていたのを、思い出しました。

    2020年02月29日 22:46
    > ORMさん 
    新分類は、昔citariusさんの所でも記載しましたが、私的には全て賛同ではなく、以前より良くなった部分が多いというだけです。Uncertainの様な宙に浮いた様なPtychopariidaは、他が全て分類されているので、継続で良いし、Proetidaを分割したり、初期のModociaなどを編入も違和感ありますね。CorynexochidaのIllaeninaは独立のが良い気も。

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