Pseudobasilicus lawrowi

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全長45㎜の子供個体。
母岩とのマッチングはいいし、形も整っているので、小さくても気にならない。
考えてみれば、私のもっているロシア三葉虫は小さいものばかりだ。
理由は簡単で、そうでもなければとても手に入れられないほど、ロシア三葉虫は高価なのである。

Pseudobasilicus は昔は Ptychopyge の仲間に入れられていて、たしかに見た目もよく似ているのだが、どういうわけかいまは Pseudoasaphus の仲間に入っているようだ。
また Pseudobasilicus にも二種類あって、P. lawrowi と P. planus とを比較すると、前者のほうが頬棘が太くて長い、額の小さい角のような突起が明瞭、頭蓋前方が細長い、尾板の畝がカーブしている、などの違いがあるとのこと(SPPLの図鑑による)。

あと余談だが、本種の名前の元になった Basilicus というのは、イギリスで産出する三葉虫で、ソルターの画期的な論文「英国の三葉虫」でも大きく扱われている。
かなり大型化する種のようで、tyrannus の種小名が示すとおり、威風あたりを払うといった風情だ。

(追記)
ソルターの本から Basilicus tyrannus の画像を追加しました。

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    Trilobites

    2023/11/21 - 編集済み

    Pseudobasilicusのデザインは、一般的なロシア産Asaphusとは違う個性が合って私も好みの種類です。大きさの話をされていますが、私も大きさにそれ程こだわりがある訳では無く、どちらかというと大きさより状態を重視しますね。

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      ktr

      2023/11/21

      たしかに、どこがどうということはないのに、変な魅力がありますね。
      とはいっても、この標本を手に入れるまでは、それほど好みというわけではなかったのですが。
      大きさについては、私の場合おもに経済的理由から小さいものを選んできたのですが、おかげでコレクションの全体が盆栽みたいになってしまいました。

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