自然金(砂金)

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【年代】
2001
【産地など】
アメリカ合衆国アラスカ州

【解説】
アラスカ州を横断するユーコン川支流Fortymile Riverで採集された自然金(砂金)。
最大長約10mm、重量約1.09gで、ここまでの大きさになるともはや砂金ではなくNugget(金塊)と呼ぶらしい。

言うまでもなく金(Au)自体が貴重かつ重要な鉱物資源だが、さらに天然砂金で1gを超えるものは非常に貴重で滅多に産しない。
なお、特にこの様な大型砂金は、純粋な金だけではなく自然銀や自然銅なども合金として含むという。

中性子星衝突(Kilonova,キロノヴァ)という超大規模な天文現象の過程で生成される金や銀、プラチナと言ったレアメタルやその他レアアース(希土類元素)は、約45億年前の地球形成時に隕石由来の成分として多数飛来したが、元素としての比重の重さからその多くがマントル以下の高深度地下に沈んでおり、その名前通り希少な理由となっている。
こうしたレアメタル類は海底熱水鉱床等を経由して地殻上に出てくる事があり、現在地上で採集できるものは大抵がその様な由来を持つ。
人類文明との歴史も深く、日本では漢倭奴国王印が国内最古の金製考古遺物として有名である。

2025年、今年も色々と資金が必要になりそうなので、手持ちの中で最も金運が上がりそうな物を掲載して験担ぎします。

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