メソポタミア文明の土偶

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【推定年代】
メソポタミア文明後半期〜中アッシリア時代
【産地など】
上部メソポタミア

【解説】
メソポタミア文明期と推定される地母神土偶。
全高16cm弱。
右耳正面側、鼻、脚部下側が樹脂か何かの素材で補修されている。

画像6枚目は、すでに紹介しているメソポタミア文明の土偶残欠との比較。
大きさがほぼ均一に造られている事が分かる。

この鳥とも蛇ともつかないような謎の偶像は、新石器時代〜金属器時代の古代西ユーラシア世界においては普遍的に見られた。(既に紹介中の、ヴィンチャ文化ならびにヒッタイトの土偶も同じものか。)
農耕の開始と何かしらの関係があると考えてみても良いかもしれない。

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