メソポタミア文明の土偶

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【推定年代】
新石器〜青銅器時代(5500〜5000年前)
【産地など】
上部メソポタミア

【解説】
メソポタミア文明のウルク文化期と推定される地母神土偶。
頭と下半身の2体あるが、1個体ではなくそれぞれ別の土偶のものと考えられる。

岡山市立オリエント美術館は、この土偶頭部と酷似した造形のもの(完形品)を所蔵しており、当時流行したデザインなのだろう。
また下半身の一体は、線刻で女性器を表現している点が興味深い。

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