Ultravox “Systems of Romance”

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こちらが、John Foxx先生在籍時のUltravox最後のアルバムになります。恥ずかしながら、私はカセットにダビングしてもらったのを高校生の時からずっと聴いてきたので、ヴァイナルは今回、初めて入手しました。私にとってはここまでが、Ultravoxだと思っていますので、以後のアルバムや活動については割愛させてもらいます。前回・前々回にバイオグラフィーは書いてあると思いますので、そちらを参照して下さい。このアルバムのメンバーはWarren Cann (Dr, Rhythm machine, Vo), Chris Cross (B, Synth, Vo), John Foxx (Vo), Billy Carrie (Kbd, Violin)のオリジナルメンバーに加えて新加入したRobin Simon (G, Vo)の5人組です。まあ、曲の完成度と迫力、コンセプトから言えば、これまでのアルバムの中では断トツですね。捨て曲無しです。タイトルの「浪漫のシステム(構造)」なんてイカしているじゃないですか?勿論、Conny Plankのスタジオで録音して,一緒にプロデュースしてます。それから、このアルバムからバンド名の最後の「! (ビックリマーク)」が無くなりました。本作は、タイトなリズムセクションは今まで通りで、ギターはグラム調で、弾きまくってます。また、曲調はより耽美的で伸びやかになり、かつクールな面も持っていると言う奇跡のアルバムとなりました。コンビネーションもバッチリだったんですが、USツアー後、John Foxxがソロ活動に注力したいとのことで、脱退、その数か月後、GのRobin Simonも抜けます。それで残ったメンバーは元Rich KidsのMidge UreをVo/Gで加入させ、”Vienna”で大ヒットを飛ばします。後は皆さんの知ってるように有名になっていきます。一方、John Foxxは、ソロアルバム ”Metamatic”を発表し、”Mr Quiet Man”と称されて、エレクトロ・ミュージックの世界で成功を収めています。本作でもお約束の「しっとりした」曲”Just Foe A Moment”もB面最後に収録されています。

https://youtu.be/zzmPbidTKLQ

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