DEVO “Freedom of Choice”

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またまた、DEVOです。バイオグラフィーは前回書きましたので、省略します。まあ、アメリアの工業都市アクロンが産んだ「歪んだテクノ・ポップ」を演奏し続けている奇跡のバンド,それがDEVOです。そして今でも活動を続けている訳です。
本作”Freedom of Choice(「選択の自由」の意味です)”は、DEVOの3枚目のスタジオアルバムです。このアルバムは再発などを含めると88ヴァージョンもあるみたいで、その人気の高さにびっくりしました。”Whip It”は当時のMTVでtop 40で大人気を馳せますが、その他にも”Gurl U Want”, “Freedom of Choice”や”Gate of Steel”もヒットしました。彼等は元々、下積み時代(結成はなんと❗️1973年)が長いので、初期の曲は結構,ストックがあったようで、3枚目のこのアルバムでも、最初期の曲も含まれています。しかしながら、その前のギター中心のアレンジからシンセ中心のアレンジへとシフトしているのが、本作辺りからでしようか、そうです!セカンドギターのBob2号がキーボードに、ベースのGerald Casaleがシンセ・ベースにシフトしています。また、2014年にBob2号が心不全で亡くなってからも、1974年〜1977年に作曲された曲をメインにしたHardcore Devo tourを続けています。それで、DEVOですが、日本盤には必ず変なタイトルが付けられるのですが,本作では「欲望心理学」で、ファーストが確か「退廃的進化論(?)」で,ちょっと笑ってしまいますね。あと、本作からですね、頭に「エナジードーム」を被るようになったのは。本作は前述したように、シンセ中心のアレンジがしてありますので、昔の曲も見事に新曲として聴くことできるので、彼等のアレンジ力の高さが計り知れます。特にA面は初期からの曲が収録されており、その後に出た”Hardcore Devo”に収められてる曲が多いので、すんなりと楽しめます。そんな彼等の変態的テクノ・ポップは如何でしょうか?因みに、この時のメンバーは、Mark Mothersbaugh (Vo, Synth), Gerald V. Casale (Bass-Synth, Vo), Bob Mothersbaugh (G, Vo: 別名Bob1号), Robert Casale (Kbd, G, Vo: 別名Bob2号), Alan Myers (Drs)の5人です。

曲順
A1 “Girl U Want” (2:55)
A2 “It's Not Right” (2:20)
A3 “Whip It” (2:37)
A4 “Snowball” (2:28)
A5 “Ton O' Luv” (2:29)
A6 “Freedom Of Choice” (3:28)
B1 “Gates Of Steel” (3:26)
B2 “Cold War” (2:30)
B3 “Don't You Know” (2:14)
B4 “That's Pep!” (2:17)
B5 “Mr. B's Ballroom” (2:45)
B6 “Planet Earth” (2:4

A6 “Freedom Of Choice” (live version)
https://youtu.be/07iSxXyJDl8?si=vrLPI06aZT57DoVE

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_k7x1HfmEFD-65XUSbCRWkvp7OKMKGqsTY&si=CcMeT33ERAB-FNlR

#Devo #FreedomOfChoice #WarnerBrothersRecords #3rdAlbum
#TechnoPop #NewWave #Synthesizers #EnergyDome #MarkMothersbaugh #GeraldV.Casale #BobMothersbaugh #RobertCasale

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    オマハルゲ

    2023/01/02 - 編集済み

    日本青年館での来日公演に行きました。最後列に近くてあまり楽しめませんでしたが。
    DEVOのコピーバンドを集めた企画モノの「Devotees」も持ってますがバラエティー溢れるバンドばかりで楽しめますね~。

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      Dr K2

      2023/01/02

      当時、Devoはテクノポップのバンドなのに、ドラムが汗かいてらって批判されてめしたね。彼等のコピーバンド集は持ってないです。機会があったら、聴いてみたいですね。

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      オマハルゲ

      2023/01/02

      検索しても殆ど情報がなくて説明しにくいですが、彼らの曲をバラード風に歌ったりカントリー風にアレンジしたりと「何でもアリ」なバンドばかりで純粋なコピーバンドはあんまり収録されてないのが面白いと思います。

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