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謎のソフトフォーカス ポートレートレンズ
正体不明のレンズです。分かっているのは、解放F値(F4.5)のみ。
いつ頃改造されたのかも分かりませんが、用途はスタジオでの撮影用に、ベローズはトプコン純正のベローズで、トプコンRに改造したのだと思います。
焦点距離およそ120mm、中判カメラの転用だと思われます
絞り羽根の前にレンズが無いから、明らかに1群2枚の構成のポートレートレンズです。
絞り羽根20枚と絞っても、真円のままなので背景ボケが綺麗です。
このレンズで撮ると、皺、くすみ、ソバカスが消えて、10歳若く写るかも知れない。
このレンズと同じような構成のレンズは、コダックのポートレートエクターとか、スペンサーポートランドに見られます。解放は、色滲みのレンズですが、絞っていくと次第に解像度が上がってきます。
撮影していて、とても楽しいレンズです。